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好き嫌いで人事 価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:15 本書は、著者の経営哲学や商売哲学、働くということについての考えが大部分を占めており、人事評価に関しては全体の2割くらいであった。このため、著者の「おやんなさいよ でもつまんないよ」(ラジオたんぱ)の内容と重複する箇所が多い。これらの部分については、当該書籍のレビューに書かせてもらったので省略させていただく。
重複部分が多いにもかかわらず、本書を購入したのは、著者の商売およびと人間の本質を愚直なまでに考え抜いたところに、今でも色あせぬ普遍的なメッセージが垣間見えるからである。
著者が考える人事評価の前提には、「人が人を評価することは神をも恐れ |
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おやんなさいよでもつまんないよ 価格: 1,575円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:11 信用取引で野村を超え、急成長中のオンライン証券会社、松井証券。本書はその立役者となった社長、松井道夫の初の自伝である。 タイトルの「おやんなさいよ でも つまんないよ」とは、女婿として松井証券の後継者となった著者が、前任者の松井武に言われた言葉である。以来、著者は、それならおもしろくしてやろう、と経営改革に取り組んできた。営業の否定、手数料の大幅値下げ、株式保護預かり口座管理料の無料化…。絶妙なタイミングでドラスティックな改革を実現した松井道夫の経営手法と哲学が本人の力強い言葉で語られている。IT時代だからこそ人間にしかできない技能を磨くべきだとする主張や、顧客中心主義の考え |
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みんなが西向きゃ俺は東 価格: 1,575円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 証券業界の風雲児、松井社長の発想術を学ぶ1冊。学生からビジネスパーソンまで役に立つ。既成概念を常に疑う彼だからこそ、次々と新機軸を繰り出して業界ブービーだった松井証券をトップに押し上げることができたのだろう。「つまんないよ」といわれた規制産業を「おもしろくしてやろう」と思うところもすごいが、豪華な支店や通信取引が失敗と分かった時点でスッパリやめる潔さもすごい。熾烈な国際競争の時代をいち早く体験した海運業界に関する逸話も示唆に富む。 この本は単なる成功物語ではなく、発想法、組織、社長学、日本論という4章で、失敗も織り交ぜて実践のヒントを伝えることに重点が置かれている。事例の使い |
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